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◆ブラインシュリンプを考える
 ブラインシュリンプの冷凍保存と殻剥きブライン

(2003.11/01) みなさんこんにちは。今回はディスカス稚魚の育成にかかせないブラインシュリンプについて考えてみます。
と、言ってもそんなにたいそうなことではありません。要はいかに「楽」ラクして稚魚育成をするか、「楽」ラクにブラインシュリンプを与えるかについてです。(ディスカスにたっぷり時間を使える方は、なんでそこまで。。と思うかもしれませんね。^^;)

おおかたの方は、塩水にブラインシュリンプエッグを適量入れて、エアレーションしながら孵していると思います。そして新鮮なうちに稚魚に与えるということをくりかえしています。

私の場合、とにかくディスカスに関われる時間が仕事の関係で短いのです、朝6時に起きて6時30分には家を出ますので、朝のディスカスタイムは餌やりのみの10分間。(あとは帰宅後の1時間弱。)平日はこれしかディスカスに関わる時間がないのです。(その関係で水換えはPH連動の自動水換えになっています)

そんな私にとって、稚魚のブライン与えというのは朝の10分間にこなすにはあまりにも時間を食います。そこで考え付いたのが以下のような方法です。(時間のあまりないサラリーマンのみなさい!この方法を使えば結構良いかもです!)

まず、通常どおりブラインシュリンプを孵す!という作業は同じです。その後の収穫までは作業としては同じ行程です。

ブラインシュリンプ孵化器で孵化させたあと、コーヒーの濾過フィルターでブラインを濾し取ります。


おなじみの光景ですね。^^ これを水洗いして 稚魚に与えるのが通常です。

が、私の場合、



いきなり、パック詰めを行います。これは休日等の時間のあるときに行います。



そしてこのような状態にして、冷凍保存します。それを毎朝水槽の水で解凍して稚魚に与えてそそくさと仕事に出かける!ということです。

しか〜し!

世の中進歩するものです。



こんなものが登場しておりました! そう それは 

「殻剥きブラインシュリンプ〜!」

なるものです。これは利用しない手はありません。これは特殊な方法であのブラインの殻を取り、ブラインシュリンプの中身だけを取り出したものです。(当然水にもどしても孵りません) さらに 売り文句は「高エネルギー、高栄養価」「塩水での孵化不要」 これはもしかして。。。。使えるジャン。

さっそくアメリカのサイトを駆けめぐり!見つけましたぞ! で、早速オーダー!(国内でも個人?で輸入してオークション等で販売していますが、若干高い印象!でしたのでやはり本場アメリカか?と思い探した次第です。ま、海外オーダーが面倒な人は国内入手をしましょう!)



届きました!しかし!



入国の時に開封され、税金加算!トホホ! ま、日本国民!義務を果たさねばと思い支払いいたしました!^^; ま、税金の話しは良いとして、

届いたものは16OZ、425g?だったかな少し大きいので、これを小分けにして使うことにしました。今までブラインを冷凍にしていたときに使っていた小さいクリアパックです。このようにしっかりとした封が出来る物を利用しないと酸化して使い物にならなくなるようです。



っで、ここからがこの殻剥きブラインの一番のメリット!水にこいつを溶くだけです。








は〜い!これで水に溶けました。所用時間、15秒! 早っ!

ブラインシュリンプを稚魚の様子をみてタイミング良く孵して与える!もしくは孵したものを冷凍保存し、それを解凍して与える!という行程と比べいかに労力が少ないか!速!実感出来ます!



で、このように稚魚に与えて、すべての所用時間!約2分30秒!!!!

このようにして、朝の10分の餌やりタイムに稚魚用ブラインまで与えて仕事に出かけるということが可能になったのでした!!

めでたしめでたし!!!!

 



 






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