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◆ディスカスの故郷アマゾン探索!


◆投稿:adlers13さん

第2話 現場のディスカス

今回は第1話写真3右下のイキトス(Iquitos)という町が拠点になりました。
イキトスから150馬力のエンジンを搭載した舟でナナイ川を遡りました。
時速・・・50キロ前後でしょうか。

 

第1話写真4のように上空から見ますと、くねくね曲がった細い川のように思えます。
しかし実際は大きすぎて、蛇行していることを殆ど感じません(写真2−1)。
そのため、前方の天気で目的地の天気を知ることはできません。
しかし乾期でこの水量、雨期になったら一体どうなるのでしょう?
約2時間ほど走ったところで、白砂の中州に到着しました。
ちょうど第1話写真3地図上の小さな○のあたりでしょうか。
前日漁師が網を仕掛けておいてくれることになっている、
と聞いていたのですが・・・

ありました、網(写真2−2)。
昨晩採ったディスカスをストックしてくれているようです。
一目散に駆け寄り網を上げると・・・!
そのボディーは逞しい褐色で艶があり、
なによりその身の厚みには驚かされました。
もう、ぷりっぷりです(写真2−3)。
どうすればここまでハチ切れんばかりに育てることができるのでしょう?
採れたて野生のディスカスを手にし、心が、身体が熱くなるのを感じました。

ここの水はかなりの褐色ですが、pHは約6.5。伝導率は0(注)。
シュノーケルでの視界は1m程度。
水を掬って暫く放置すると、少量の沈澱物が確認され、
上澄液は薄い黄色をしている。
底砂は白く、非常に細かい。
枯葉等も堆積している。

いつもしつこくつきまとう、
白黒の噛むハエや蚊、アブがウソのようにいません。
きれいな蝶が舞い、楽園のようです。
しかし魚影は極端に少なく、
あのピラニアでさえも確認できませんでした。

注:R/O精製水をそのまま直接飼育水にすることを薦めているわけではありません。



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